人間の身体は肉体だけではありません。他に「幽体」、「霊体」、「神体」という霊的な身体をもっています。この中でも幽体はわかりやすく、肉体にピッタリと重なっています。人間がこの世で死に、肉体をなくした時、もしも霊的な身体がなかったら、どうなってしまうのでしょう?人が死後も生き続けるということを肯定するのであれば、人間は全員、幽体を持っているという事になります。
身体①「肉体」
今、げんざい私たちが使っている身体
この世(物質界)で生活するためのカラダです。働いて、食べて、寝て・・・私たちは肉体のカラダを維持するために生活しています。お腹がすけば食べねばなりませんから、食べるために働いてお金を稼がねばならないのです。生まれて歳を重ねながら成長し、老いて死ぬまでこのカラダを使っていくのです。
身体②「幽体(ゆうたい)」
肉体に重なった、もうひとつのカラダ。死後につかう身体
肉体のカラダの上には『幽体』という、私たちには見えない霊的なカラダがピッタリとくっ付いています。幽体のカラダはヒトの念によって傷ついたりして、調子が悪くなったりします。肉体と幽体の2つのカラダは、この世を去る時(死ぬ時)に分離します。そして肉体のカラダは無くなり、残った幽体のカラダで死後の世界に入っていくのです。
身体③「霊体(れいたい)」
さらに進化した世界で使用する身体
思春期の頃から、霊体の芽生えが見られるヒトもいます。ヒトは肉体と幽体、そして霊体のカラダまで持つことが可能です。死後、霊魂となり、幽体のカラダを磨いていくと、やがて霊体というカラダにレベルアップすることがあります。幽体のカラダで生活する世界のさらに上に、霊体のカラダでやっと入れる世界があるのです。
身体④「神体(しんたい)」
想像をはるかに超えてしまうような身体
霊体よりももっと高級で、『神(かみ)』的なカラダといえます。霊魂の世界で最も高貴な存在である神霊や神と話をするためには、このカラダを持つ必要があります。しかし霊的な道の達人でなければ、このカラダを持つことは不可能です。この『神体』というものは、私たちが想像するレベルをはるかに超えているようです。
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