04.恋愛のコト


片思いの恋をしているとき、相手のことを考えるだけで楽しくなってしまうもの。更に、両思いともなれば、この世の幸せを独り占めしたような気分になるかもしれません。喧嘩をしても、互いの絆を深める試練と感じるのではないでしょうか。


『この人には運命を感じる、いつかは結婚したい』と思いを巡らせている方もいると思います。しかしこの「結婚」、両思いの恋愛とは違い、お互いが望まなければ、その願望達成も難しいものとなります。どうすれば『結婚しよう!!』と言ってもらえるのだろうか・・・?悩む人は少なくないようです。



願い通りのプロポーズならば言うことなしですが、そうならなかった場合はとても辛いものです。暴飲暴食ぐらいでその悲しみが収まれば、まだ傷も軽いと言えるでしょう。でも本気で好きであればある程、その悲しみも深く、どうして自分では駄目なんだろうと傷付いてしまいます。



結婚に繋がること、繋がらないこと、離婚すること。それは自分一人のことではなく、お互いの様々な感情や状況が絡み合った結果ともいえるでしょう。


誰かと恋をして、自分にとってその人が「特別だ」と感じるなら、知らなかった自分に気付く出会いであったのかもしれません。本気じゃないと見えてこないものもあるように感じたのでした。



『恋は盲目』


意中の相手と両思いになりたい。よいご縁が欲しい。恋の願いはいつの時代も変わることなく尽きません。パワースポットへ出向いてみたり、縁結びのご利益がある施設へお参りに行ってみたり、霊感占いで対処方法を聞くといった話をよく耳にします。 



 さてこの「願い」。仮に達成したとして、誰が何のためにその願いを叶えようとするのでしょうか?神様という存在があなたの求めるものを「叶えてやろう」と働きかけてくださるのでしょうか?そもそも神様が願い事を叶える存在と思われていることに疑問をおぼえます。 



 人間の「欲」。これを考えるとほとんどは身勝手な願いばかりであるような気がします。後の章でも説明しますが安易な願望達成はおすすめは出来ません。レイテキに考えると後々大きなツケを払うことに繋がりかねないからです。


恋愛成就のチカラを借りずとも、恋愛はお互いの信頼関係のもと強く繋がってほしいものだと思うのでした。



『女性と男性の恋愛事情』


人は恋をすると高揚感や充実感を感じます。子孫繁栄のための本能などと言われることもありますが、なかなかそれだけでは終わらないのが人間の恋愛事情です。



大多数の女性は、いつも自分だけを見つめ守ってくれるパートナーを求め、『結婚』が頭をよぎった瞬間に「独占したい」という願望へと繋がる気がします。


男性の場合は、芸能人の浮気報道が頭をよぎりますが、基本的には恋人や家族を守るために必死で働いており、女性的な感性より「物事の道理を考える理性」が勝っているように感じます。


ただし人を愛したいという心理が、人の性質の一部であるのだとすれば、ストーカー行為など他者に迷惑を掛ける行為だけは止めねばなならないと言えるでしょう。